駒の利き
棋士が嫌がる『嫌味』とは?
-嫌味の利点-
意外にも、嫌味はいくつかの利点を持っています。まず、問題点を明確に指摘してくれるため、改善のきっかけになります。また、相手の真意や立場を理解するのに役立つ場合があります。嫌味を言われることで、自分自身の行動や発言を振り返り、修正を加えることができます。さらに、嫌味に適切に対処できれば、忍耐力や対人スキルが向上します。ただし、嫌味が度を越したり、悪意に満ちていたりする場合には、受け手に悪影響を与える可能性があることに留意することが重要です。
将棋用語『ぶつかる』を解説
-『ぶつかる』の意味とは?-
将棋において「ぶつかる」とは、相手の駒に正面から自分の駒をぶつけることを指します。ぶつかる対象となる駒は角、飛車、香車、歩兵のいずれかです。ぶつかる駒と同じ駒種であれば、相打ち(両方の駒が同時に取られる)となります。異なる駒種であれば、より強い駒が弱い駒を取ります。例えば、角が香車とぶつかった場合は、角が香車を取ります。ただし、ぶつかる駒のどちらかが駒打ちになっている場合は、ぶつからずに駒が死にます。
将棋用語「重い」の意味と使い方
-「軽い」との違い-
将棋用語における「重い」は、駒が動きにくく、敵から狙われやすい状態を指します。対照的に、「軽い」とは、駒が動きやすく、敵から狙われにくい状態を指します。言い換えれば、「重い」駒は守る必要があり、攻撃目標になりやすいのに対し、「軽い」駒は攻撃に参加しやすく、守られる必要がないということです。
例えば、孤立した金駒は「重い」駒とみなされ、敵から攻撃されやすいです。一方、歩や香などの駒は「軽い」駒とみなされ、敵から攻撃されにくく、攻撃に参加しやすいです。また、駒同士が接近していると「軽い」駒でも「重く」なります。これは、駒同士が互いに守るため、動きにくくなるからです。
将棋用語『離れる』ってどんな意味?
離れるとはどういうこと?
将棋において、「離れる」とは、駒同士が接近しておらず、駒の利きが通っていない状態を指します。駒と駒が離れている距離は、その駒の利きによって決まります。例えば、飛車は長距離を利くので、相手駒との距離が離れていても利かせられます。一方、歩は1マス先しか利かないので、相手駒との距離が近くなければ利かせません。駒が離れていると、相手駒に攻撃される危険性が低くなりますが、同時に攻撃力も低下します。したがって、「離れる」という戦略は、安全性を確保する目的で用いられることが多いのです。