飛車

将棋のルールについて

「龍王」について – 将棋の駒と成り駒の解説

「龍王」とは、将棋の駒の一種で、最も強力な駒です。成り駒であり、歩、香車、桂馬、銀将のいずれかを成らせることで誕生します。角行や飛車の成り駒である「竜馬」や「竜王」とは別物で、それらよりもさらに強力な駒です。 「龍王」は、縦、横、斜めすべてに1マスずつ動けます。また、「と金」と呼ばれる、他の駒が移動できないマスに移動できます。つまり、「龍王」は盤上のほぼすべてのマスに移動でき、敵陣に侵入して要塞を破壊したり、敵駒を一網打尽にしたりすることができます。
将棋の戦術について

将棋の用語「回る」を徹底解説

-回るの効果- 将棋の戦法の一つである「回る」は、局面を打開するための強力な手段です。具体的には、次の効果をもたらします。 ・敵陣への侵入駒を相手の陣地に侵入させることで、相手の玉に直接攻撃したり、相手の駒の動きを制限したりできます。 ・駒の連携強化孤立した駒を連結することで、攻撃力や守備力を向上させます。 ・敵陣の構造破壊相手の陣形に穴を開けたり、駒の利線を遮断することで、敵の展開を妨げます。 ・心理的プレッシャー相手の陣地に駒が侵入すると、相手に心理的なプレッシャーを与えます。
将棋のルールについて

将棋用語『横利き』とは?

-横利きの種類- 横利きには、「胸囲利き」「腰掛け利き」の2種類があります。胸囲利きは、玉側から1つ目に位置する駒を横に動かすことで相手の駒を取る利きです。一方、腰掛け利きは、玉側から2つ目に位置する駒を横に動かすことで相手の駒を取る利きを指します。 胸囲利きは、相手の駒に直接隣接しているため、より強力な利きとなります。対して腰掛け利きは、玉側から少し離れている分、相手の駒に取られるリスクが高くなりますが、その分、相手の駒の動きを制限することができます。 どちらの利きを使用するかは、盤面の状況や相手の駒の位置によって異なります。胸囲利きは相手の駒を素早く取ることに優れていますが、腰掛け利きは相手の駒の動きを牽制することに役立ちます。
将棋のルールについて

将棋用語『小鬢』を徹底解説!

-『小鬢』の由来と語源- 「小鬢(こびん)」という将棋用語の誕生には、興味深い由来があります。この言葉の起源は、平安時代にさかのぼります。当時、「鬢(びん)」は、頭髪を耳の付け根付近でまとめた髪型を指していました。この鬢が小さく整えられたものが「小鬢」と呼ばれ、徐々に将棋の駒を指す言葉として使われるようになりました。 将棋の駒には、大きく分けて歩兵、桂馬、香車、角行、飛車、金の6種類があります。これらの駒は、それぞれ独特の形状をしていますが、小鬢は最も小さい駒で、先端が三股に分かれており、頭髪をまとめた鬢を彷彿とさせます。
将棋の戦術について

将棋の用語「窒息」を徹底解説

-窒息につながる駒の配置- 窒息とは、将棋で王手がかかっていないにもかかわらず、王の動きが制約され、他の駒で詰ませることができない状態を指します。この状態に陥らないためには、駒の配置に注意する必要があります。 窒息につながりやすい配置の一つは、王の周囲を自らの駒で囲ってしまうことです。このような配置では、王が動けるマスが制限され、相手の攻撃に対して逃げ場がなくなります。もう一つは、王の周囲に敵の駒が集中している状態です。この場合も王の動きが制約され、相手の駒に追い詰められます。 窒息を防ぐには、王の周囲に自らの駒を配置しつつ、敵の駒が近づくのを避ける必要があります。また、王の逃げ道を作っておくことも重要です。これにより、王手がかかった場合でも逃げるためのスペースを確保することができます。
将棋の手筋について

将棋の手筋「移動合い」

将棋の手筋である「移動合い」とは、王様や駒を斜めに1マスだけ動かして、敵の駒を取りに行く技のことです。この動きは、敵の駒を孤立させて取りやすくしたり自陣の駒の守りを固めたりするのに役立ちます。移動合いは、特に王様を詰める詰め将棋でよく使われる手筋で、初心者でも比較的覚えやすいことから、将棋の入門編として知られています。
将棋の手筋について

将棋の用語「割り角」を徹底解説!

割り角の利きとは、割り角駒が利いているマス目のことを指します。割り角駒は、自陣から斜め前方に4マスまで利くことができます。このとき、利き筋は斜め前方の4マスに加えて、その延長線上のマス目すべてに及びます。 つまり、割り角駒を置けば、その駒の周囲8×4マスが利き圏内となり、相手側の駒や桂馬の動きを大きく制限することができます。この利きの強さが、割り角の大きな特徴です。攻守ともに重要な手がかりになるので、将棋を指すうえで割り角の利きを理解することは不可欠です。
将棋の戦術について

将棋用語『睨む』の意味を解説!

『睨む』とはどういう意味?」 将棋用語の「睨む」とは、相手の駒を同時に攻撃する脅威を指します。この脅威は、相手駒の移動を制限したり、捕獲したりすることができ、有利な戦局に導きます。また、「睨む」には、相手の駒の動きを封じ込めるという意味もあります。この場合、「睨み駒」と呼ばれる駒が相手駒を監視し、動きを阻害します。つまり、「睨む」とは、相手駒を攻撃したり、その動きを制限して戦略的に優位に立つためのテクニックなのです。
将棋の序盤について

「居飛車」とは?将棋の用語を解説

居飛車の第一の特徴はその盤面配置にあります。銀将と桂馬をそれぞれ中央の筋に配置し、飛車を銀将の後ろに置くのが基本形です。これによって、飛車と角行を互いに連携させ、盤面の中央から攻撃することができます。 居飛車の種類は、その駒組みや戦法によって以下のように分類されます。 * 角換わり 相手の桂馬を千日手にして角行を取る変則的な戦法 * 相掛かり 序盤で飛車を交換する攻め合い主体の戦法 * 四間飛車 飛車を4段目に配置する積極的な攻めを狙う戦法 * 矢倉囲い 自陣を囲いにして敵の攻撃をしのぎ、じっくりと攻める戦法 * 居飛車穴熊 盤面の隅に陣を構え、相手の攻撃に備える堅実な戦法
将棋のルールについて

将棋用語『直射』とは?

直射の種類 直射には、手がかりとなる駒の位置や、駒と駒の関係によって異なる種類があります。代表的なものとしては、以下の2つがあります。 -正着直射- 相手の駒がない空き筋または空き段に対して、自分の駒を直線的に移動させて直射を行うもの。 -筋違い直射- 筋をずらして、斜めに相手の駒の脇をすり抜けて直射を行うもの。これは、相手の駒の移動範囲を予測して、その範囲を避けて直射を行います。
将棋のルールについて

将棋の横駒を徹底解剖!

将棋の横駒とは、駒が横にのみ動ける駒を指します。この駒には、飛車、角行、金将、銀将、歩兵の5種類があります。 飛車は最も強力な駒で、縦と横に何マスでも動けます。角行は、斜め前に何マスでも動けます。金将は、縦と横に1マスずつ動き、斜め前には2マスずつ動けます。また、敵駒の利きをさえぎる「王手」を防ぐ能力があります。銀将は、斜め前に1マスずつ動けます。金将と同様に、王手を防ぐこともできます。歩兵は、前に1マスずつ動けますが、後ろへは動けません。しかし、敵の駒を取るときには斜め前に1マスずつ動けます。
将棋のルールについて

将棋用語『置く』とは?飛車打の際の使い方

将棋において、「打つ」と「置く」は一見似た動作ですが、微妙な違いがあります。「打つ」とは、駒を手放して盤上に落とす動作で、駒を盤上に置いてから押して動かす必要があります。一方、「置く」とは、駒を手放さずに、盤上に置いたまま動かす動作です。 飛車打の場合、駒を盤外から盤内に移動させる動作は通常「置く」と表現されます。飛車打の際には、駒を盤外から盤内の空いているマスに直接置きます。このとき、駒を手放さないため、この動作は「置く」と呼ばれます。また、飛車打の際には、駒を空いているマスに「打つ」という表現は使いません。
将棋の手筋について

将棋用語『いじめる』の全貌

将棋用語の「いじめる」とは、相手陣地の駒を積極的に攻撃して、動ける範囲を狭め、相手を不利な状況に追い込むことを指します。この「いじめる」は、将棋において非常に重要な戦術であり、相手より有利な盤面を築くために欠かせないテクニックです。 「いじめる」の目的は、大きく分けて3つあります。1つ目は、相手の駒の動きを制限することです。相手の駒の動きを制限することで、相手の攻撃力を弱め、自分の駒をより自由に動かすことができます。2つ目は、相手の駒を奪取することです。相手の駒を奪取することで、相手の戦力を弱め、自分の戦力を強化することができます。3つ目は、相手の陣地を崩すことです。相手の陣地を崩すことで、相手の王を追い詰め、勝利に近づくことができます。
将棋の戦術について

棋士が使う将棋の用語「B面攻撃」とは何か?

棋士が用いる「B面攻撃」とは、将棋における一段目にのぼった駒に対する逆襲を指す。一段目の駒とは、相手の陣地深くまで入り込んだ駒で、相手の王将など重要な駒の近くで脅威を与える位置にある。 「B面攻撃」の「B」とは、「バックグラウンド」の略で、一段目にのぼった駒が直接的な攻撃対象ではなく、一見すると無害に見えるような駒を指す。しかし、実際には一段目にのぼった駒に対する牽制や妨害を行うことができる重要な駒なのだ。
将棋のルールについて

棋界を飛び回る駒たち:飛車、角、香車、桂馬

香車の一方通行前にしか利かない駒 香車は、将棋の駒の中で唯一、前にしか利かない駒です。そのため、攻撃的な駒として知られています。駒を進めると利きが減っていくため、相手の駒と交換したり、相手の陣地へ深く入り込むことが目的です。 香車は、初期配置では2枚あり、敵陣への進路を塞ぐように配置されています。序盤では、相手の駒の動きを妨げたり、相手の駒を取ったりするために活用されます。中盤以降になると、香車は敵陣を突破して、相手の玉を狙う重要な駒となります。
将棋の手筋について

将棋必勝の秘訣!「割り打ち」をマスターしよう

割り打ちとは、将棋の戦術のひとつで、相手の駒をすべて取らずに、一手ごとに等価以上の駒を取ることで、優位に立つ戦術です。これは、相手の駒の価値を最大限に利用し、自分の駒を効率的に配置することで、有利な局面を作り出すことができます。割り打ちは、相手の駒をすべて取らずに、一手ごとに等価以上の駒を取ることで、優位に立つ戦術です。この戦術は、相手の駒の価値を最大限に利用し、自分の駒を効率的に配置することで、有利な局面を作り出すことができます。
将棋の手筋について

将棋の用語『蓋歩』について

-蓋歩とは?- 蓋歩とは、将棋の駒の歩兵が、相手の駒の上に飛び越えて移動する指し手のことを指します。蓋歩は、歩兵が相手の駒を飛び越えた後に、その駒を捕獲するわけではありません。蓋歩は、歩兵を相手の駒の前に移動させるだけであり、相手の駒はそのまま盤面に残ります。蓋歩は、歩兵の移動範囲を広げるために使用されることが多く、また、相手の駒を移動させるために使用されることもあります。蓋歩は、将棋の戦術において重要な指し手のひとつです。
将棋のルールについて

将棋の利きとは?基本的ルールから間接的な利き

将棋において、駒の利きが遮断される場合があります。例えば、縦や横のライン上に敵駒が1つでも入ると、その方向への利きは遮られるのです。一方、間接的に利く場合もあります。例えば、駒が斜め後ろに駒を利いている場合、その斜め後ろの駒が利いていた敵駒を直接利くことができます。この場合、斜め後ろの駒は間接的に利いていることになります。つまり、利きが遮断されると直接利かなくなりますが、間接的な利きによって、敵駒を攻撃または防御することができます。
将棋の手筋について

ロケットとは – 将棋の縦に駒を重ねる戦略

ロケットの仕組みを理解するには、まず基本的な概念を把握することが重要です。ロケットは、燃料を燃焼させて大量の高速排気を発生させ、その反作用を利用して前進する推進装置です。燃料は通常、液体または固体で、燃焼室と呼ばれるチャンバー内で燃焼します。燃焼によって発生した熱と圧力は、膨張し、ロケットのノズルから噴射される高温のガスを生成します。このガスの噴射が推力を生み出し、ロケットを前進させるのです。
将棋の戦術について

将棋用語「しかりつけ」とは?

しかりつけとは、将棋の戦法の一つで、相手玉将の動きを封じ込めて詰みに追い込むことを目的としています。詰みに追い込むのは、相手玉将の逃げ道をすべて封じることが条件です。相手玉将が逃げられる駒があるとしかりつけとは呼ばれません。 通常、しかりつけは飛車や角などの強力な駒を使った連続王手によって行われます。しかし、歩兵や桂馬などの弱い駒でも相手玉将の逃げ道を塞ぐことによりしかりつけになる場合があります。