「居飛車」とは?将棋の用語を解説
居飛車の第一の特徴はその盤面配置にあります。銀将と桂馬をそれぞれ中央の筋に配置し、飛車を銀将の後ろに置くのが基本形です。これによって、飛車と角行を互いに連携させ、盤面の中央から攻撃することができます。
居飛車の種類は、その駒組みや戦法によって以下のように分類されます。
* 角換わり 相手の桂馬を千日手にして角行を取る変則的な戦法
* 相掛かり 序盤で飛車を交換する攻め合い主体の戦法
* 四間飛車 飛車を4段目に配置する積極的な攻めを狙う戦法
* 矢倉囲い 自陣を囲いにして敵の攻撃をしのぎ、じっくりと攻める戦法
* 居飛車穴熊 盤面の隅に陣を構え、相手の攻撃に備える堅実な戦法