将棋用語『苦しい』の意味と判断基準
『苦しい』と判断する具体的な基準
将棋において「苦しい」とは、指し手が少ない、王様が詰む可能性が高い、もしくは駒の損失が大きいなどの状況を指します。自玉への詰めろが連続したり、盤上の駒の動きが制限されることで、指し手がかなり狭められます。
また、駒の損失が大きい場合も「苦しい」と判断できます。特に要所の駒を失うと、攻防ともに大きな影響が出ます。相手の攻撃をまともに受けたり、自分の攻めが弱まってしまうためです。
さらに、王様が詰む可能性が高い場合も「苦しい」と判断されます。玉が一方的に狙われ、逃げ場がない、または簡単に詰みに持ち込まれるような状況です。