将棋における符号とは何か?
-符号の基本的な仕組み-
将棋の符号は、「駒の種類・移動方向・移動先」を表す短い文字列です。駒の種類は「歩」「香」「桂」「銀」「金」「角」「飛」「玉」の8種類で、それぞれ「P」「L」「N」「S」「G」「B」「R」「K」で表されます。移動方向は「前」「右」「左」「上」「下」「斜め前」の6方向で、それぞれ「f」「r」「l」「u」「d」「su」で表されます。移動先は、盤上の座標(升目)を示す1〜9の数字とアルファベット「a」〜「i」の組み合わせで表されます。
例えば、「Pf5」という符号は「歩が前に5番目の升目へ移動する」ことを表します。また、「Ng10」という符号は「桂が斜め前に10番目の升目へ移動する」ことを表します。移動先が同じ場合でも、移動方向が異なると符号も異なります。例えば、「Pb8」は「歩が前に8番目の升目へ移動する」ことを表し、「Pl8」は「歩が左に8番目の升目へ移動する」ことを表します。