眼あり眼なし

囲碁の慣用句について

囲碁の格言「眼あり眼なしはカラの攻め合い」の意味と由来

囲碁の格言「眼あり眼なしはカラの攻め合い」は、囲碁の基本的な戦略を示しています。囲碁では、石の周囲をすべて相手の石で囲み、石を捕らえることを「眼を詰める」といいます。眼を詰められた石は、逃げる道がなくなり、最終的には相手の石になります。 この格言は、「眼のある石と、眼のない石では、価値が大きく異なる」ということを意味します。眼のある石は、囲まれても逃げる道があり、自由に動けます。対照的に、眼のない石は、囲まれると捕らえられるリスクが高いです。そのため、眼のある石と眼のない石を攻め合う場合、眼のある石を持つ方が圧倒的に有利になります。つまり、「眼あり眼なしはカラの攻め合い」とは、眼の有無が攻防に大きな影響を与えることを示しています。
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囲碁格言:眼あり眼なしも時によりけり

-囲碁格言眼あり眼なしも時によりけり- -眼の定義と重要性- 囲碁における「眼」とは、石の周囲に自身の色で完全に囲まれた空点のことを指します。眼を持つ石は死なず、逆に眼を持たない石は生きていくことができません。そのため、眼は囲碁における石の生死を左右する重要な要素です。 眼は、石の周りに敵の石がないか、あるいは敵の石があっても石同士がつながって眼にできないことを意味します。眼があれば、石は安全に置かれ、敵の攻撃から守られます。一方、眼のない石は敵の石に簡単に攻め込まれ、最終的には死んでしまいます。 ただし、眼の有無が常に石の生死を決めるわけではなく、状況によっては例外があります。例えば、相手の石が先に眼を持っていた場合、後から自陣に眼を作っても、相手が生きている限り、自陣の石は死んでしまいます。このような場合は、眼の位置や敵の石の勢力圏との関係が重要な要素となります