天下三目→ 囲碁の絶対的な優位性?
囲碁界に伝わる「天下三目」という言葉があります。これは、囲碁で三目勝ちするほどの実力があれば、その者は天下無双の棋士になることができるという意味です。
「天下三目」の由来は定かではありませんが、古来から中国の棋士の間で言い伝えられてきたと言われています。三目勝ちとは、相手より三目多く石を取ることであり、囲碁の盤面ではその差が大きく、劣勢を覆すことは難しいと考えられていました。そのため、三目取ることができた棋士は、超一流と認められていたのです。