淡路仁茂

将棋の慣用句について

将棋用語『間に淡路』の解説!

-『間に淡路』の由来- 将棋用語の「間に淡路」は、「二歩」を避けるために、自分の駒が急所にあるときに、間に別の駒を入れて防御する作戦のことです。この由来は、室町時代にさかのぼります。淡路島は、本州と四国の間にある島です。当時、将棋の駒は、現在より大きく重かったため、移動にはかなりの力が必要でした。また、相手陣地に深く侵入すると、孤立する危険性がありました。そこで、二歩を防ぎながら敵陣に侵入するために、「間に淡路」という作戦が考案されました。淡路島のように、自分の駒と相手駒の間に駒を置くことで、両方の駒から攻撃を受けにくくしたのです。これが、「間に淡路」という名前の由来になっています。
将棋の慣用句について

将棋用語『間に淡路』の解説

『間に淡路』の由来 『間に淡路』の由来は定かではありませんが、いくつかの説があります。一説によると、将棋の駒が盤の上に置かれる位置が、播磨灘と淡路島と紀伊水道に似ていることに由来すると言われています。もう一説では、淡路島が本州と四国を隔てるように、将棋の駒も敵の駒の間に挟まれることに由来すると言われています。また、将棋の盤面が水辺を模しており、淡路島が海中に浮かぶ様子を表しているという説もあります。いずれの説も確定的なものではありませんが、いずれも将棋の盤面上の駒の配置や動かし方に関連した由来であると考えられています。