棋聖

囲碁の用語について

囲碁の用語「碁聖」徹底解説

碁聖の由来と歴史 「碁聖」という用語は、中国の戦国時代に由来します。当時、優れた碁打ちが「聖」と呼ばれる称号を授与されていました。それが日本に伝わった際、「聖」は碁の最高位を表す称号として定着しました。 鎌倉時代には、幕府が碁打ちに「碁聖」の称号を授与するようになりました。室町時代には、「碁聖」は名誉称号として扱われるようになり、碁の名人と「碁聖」の両方を兼ねる者も現れました。江戸時代になると、「碁聖」の称号は、日本棋院の前身である方円社によって授与されるようになりました。
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囲碁の達人「棋聖」とは?

囲碁の達人「棋聖」とは? 「棋聖」とは、囲碁のタイトルのひとつであり、最高峰に位置する「名人」に次ぐランクとされています。棋聖は、プロ棋士による年間のトーナメント戦「棋聖戦」で優勝した者に与えられる称号で、タイトル保持者は「棋聖位」と呼ばれます。棋聖は、将棋界の「棋聖」とは異なり、称号の由来が「聖書」から取られたとされています。囲碁界では、棋聖戦は非常に権威のある大会とされ、棋聖のタイトルを保持することは、棋士にとって大きな名誉とされています。