囲碁の棋伯の意味と使い方を解説
-棋伯の意味と由来-
棋伯とは、囲碁において優れた棋士を指す言葉です。その由来は、中国の戦国時代にさかのぼります。当時、碁を好んだ各国の大名が、優れた棋士を「棋博士」と呼んで厚遇していました。しかし、ある大名が「博士」という称号を自らが独占したいと考え、棋士に対する称号を「棋伯」に変更したのです。
棋伯という称号は、現代でも囲碁界で用いられており、優れた棋士に対する敬意を表す言葉として使われています。一般的に、国際棋戦で優勝したり、国内の棋戦でタイトルを獲得したりするなど、顕著な実績を残した棋士が棋伯と呼ばれます。