囲碁の棋譜を紐解く
-棋譜とは-
囲碁の棋譜とは、対局の記録です。一手ごとに双方の打ち手を盤面の図面で示し、順番に並べていきます。これにより、後から対局を振り返ったり、分析したりすることが可能になります。
棋譜は一般的に数字と記号を用いて表され、盤面の縦横の交点を表す縦線と横線に数字を振ります。例えば、右上隅の交点は「1-1」、中心点は「9-9」となります。また、黒の打ち手は「○」、白の打ち手は「●」で表されます。
棋譜には、単に一手ごとの記録だけでなく、対局者の名前、対局日、日時、対戦結果などの情報も含まれます。また、対局中に発生した特別な出来事や、棋士の思考過程を記した手記が添えられる場合もあります。