囲碁の攻め合い、手勝ちとは?
囲碁で手勝ちとは、攻撃側が大幅に有利な状況を作り出し、相手の応手を封じて勝負を決めることです。手勝ちを達成するための技法には、以下のようなものがあります。
まず挙げられるのが包囲です。相手の一団を取り囲んで外部との連絡を絶ち、動けなくさせる手法です。次に接点があり、相手の一団に接して自由を奪うことで、その一団の活動範囲を制限します。また分断は、相手の一団を切り離して孤立させ、動きを妨げる技法です。さらに制空は、自分の一団が相手の一団よりも多くのマスを占有することで、相手の活動範囲を狭める手法です。