成り

将棋のルールについて

将棋の自陣とは?定義と範囲を解説

歩の並ぶ範囲と自陣 将棋盤には、両側に2枚の歩という駒が並べられています。この歩が並ぶ範囲が、それぞれの陣地の最前線となる自陣です。自陣は、相手の陣地よりも一段低い位置にあり、基本的に自分の駒が占拠しています。歩は、前に1マスずつ進めることが特徴ですが、敵の駒があれば、敵の駒を取ってそのマスに移動できます。つまり、自陣は、自分の駒が敵の侵入を防ぎ、攻撃の起点となる重要なエリアなのです。
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敵陣とは?将棋のルールにおける活用法

将棋において「敵陣」とは、相手側の陣地のことで、自陣と川を挟んだ側の9マスを指します。自陣から敵陣に侵入すると、駒が「成る」ことができます。成ると、駒の動きが強化され、より強力になります。 例えば、歩兵は通常は縦に1マスずつしか進めませんが、敵陣に入ると「と金」に成り、金と同じように斜めにも動けます。桂馬は通常は斜めに2マスずつ飛び越えて移動しますが、敵陣に入ると「成桂」に成り、縦にも2マスずつ進めます。
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将棋用語の「行き所のない駒、行かずの駒」を徹底解説!

「行き所のない駒、行かずの駒」とは、将棋において、指しにくい駒、つまり他の駒の働きを妨げている駒を指します。この駒は、戦況に全く貢献しておらず、ただ場をふさいで邪魔になっている状態です。 行き所のない駒には、複数の理由があります。例えば、駒が対局者の狙いとは異なる方向に進んでしまった場合や、他の駒と干渉してしまい、有効に動かせなくなってしまった場合などが挙げられます。また、駒の働きを妨げている駒を排除できない場合も、行き所のない駒になってしまうことがあります。
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将棋の「成り」ってどんなルール?詳しく解説

成った駒の動き 駒が成ると、元の駒の動きに加えて、「金将」の動きが可能になります。つまり、「金将」の縦横1マス前後と斜め前に1マス移動できるようになります。これは、駒の攻撃力が大幅に強化されることを意味します。さらに、成った駒は相手の駒を取るときに、「取り」ではなく「成り」を取ることができます。つまり、相手駒を自分の駒と同じ種類の駒に変換できるということです。そのため、成った駒は盤上のバランスを大きく変える重要な駒となるのです。
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将棋の必勝法?空成り|敵陣で狙う痛快な駆け引き

将棋の必勝法?空成り|敵陣で狙う痛快な駆け引き -空成りとは?その仕組みと意義- 空成りとは、将棋の駒を自陣から敵陣へ直接成らずに動かす戦略です。通常、駒は自陣で成り、敵陣に入る前に駒を取ります。しかし、空成りの場合は、敵陣に駒を侵入させてから成ります。 この戦略の目的は、敵陣を混乱させ、守備を崩すことです。空成りされた駒は敵の駒を脅かし、敵の動きを制限します。また、敵陣内で駒を成ることで、敵の守備を突破して王将を狙うこともできます。 空成りは相手を驚かせ、動揺させる心理的な効果もあります。敵は敵陣に直接侵入した駒に慌ててしまい、冷静な判断ができなくなる可能性があります。結果として、空成りされた駒は敵陣で活躍し、より有効に活用できるようになります。