急場

将棋の用語について

将棋の「忙しい」を徹底解説!

将棋の対局で「忙しい」と呼ばれる、時間内に一手一手を指すのが困難な状況を解説します。この「忙しい」が発生する原因は様々です。 まず挙げられるのは、複雑な局面です。お互いに盤面の中央や隅に駒を配置し、攻め合いが激しくなる局面では、一手ごとの選択肢が非常に多くなります。また、駒損王手などの緊急事態があると、より時間が必要になります。 さらに、持ち時間が短い場合も「忙しい」に陥りやすくなります。一般的に、将棋では1手あたり30秒から1分程度の持ち時間が設定されますが、秒読みが近づくと焦りから思考が停止してしまうことがあります。 また、対局相手のペースも影響します。相手が速いペースで指し続けると、こちらも対応に追われて時間不足になりがちです。逆に、相手がゆっくり指す場合も、自分だけが焦って「忙しい」状態に陥ることがあります。
囲碁の慣用句について

囲碁の急場 (要点・局面・さし迫った場面)

囲碁における「急場」とは、差し迫った局面のことです。両者が優劣、勝敗を決する要点となる展開や、局面の小さな変化が全体の勢力図を大きく左右する場面を指します。急場では、わずかな隙をつく一手、時にはあえて拙い手を打つことで状況を打開する「妙手」が求められます。 囲碁の対局は、終盤に差し掛かるほど、局面が複雑となり判断が難しくなります。そのため、急場が訪れる確率が高くなります。急場を捉え、正しい判断を下した者が優位に立ち、勝利を手にすることができます。
囲碁の慣用句について

囲碁で大場より急場が重視される理由

-大場とは何か- 大場とは、囲碁の盤面において、自分または相手の石から大きく離れた、まだ石が置かれていない領域のことです。囲碁では一般的に、大場を囲うことは自分の陣地を拡大し、相手の進出を防ぐ上で重要視されてきました。 しかし、場合によっては急場と呼ばれる、大場よりも狭い領域を優先することがあります。急場とは、相手の重要な石や、石のつながりを分断する可能性のある領域です。急場を制することで、相手を弱体化したり、自らの優勢を確立したりすることができます。 そのため、囲碁では柔軟な戦略を立てることが求められます。状況に応じて、大場を確保するのか、それとも急場を重視するのかを判断する必要があります。