【囲碁】攻めの碁とは?攻めとしのぎの違い
攻めの碁の基本的な考え方においては、自陣に安定した地を作ることが重要です。自陣が強固になると、相手が攻め込んでもしのがれ、さらに反撃できる余裕が生まれます。逆に、自陣が不安定だと、相手に攻め込まれて崩されやすくなり、攻めを仕掛ける余裕がなくなります。
そのため、攻めの碁では、まず自陣の石を安定させることが先決です。隅や辺などの堅い場所に石を置いて、相手の侵入を防ぎます。また、自分の石を連結させたり、眼(自由点)を作って確保したりすることで、石の安定性を高めます。
自陣が安定したら、攻めに転じます。相手の弱い石を狙ったり、相手の陣地を侵食したりすることで、優位性を築いていきます。ただし、攻めすぎると自陣が薄くなり、逆に相手に攻め込まれる危険性があります。そのため、攻めとしのぎのバランスを考慮しながら、柔軟に対応することが必要です。