弱石

囲碁の手筋について

【囲碁】攻めの碁とは?攻めとしのぎの違い

攻めの碁の基本的な考え方においては、自陣に安定した地を作ることが重要です。自陣が強固になると、相手が攻め込んでもしのがれ、さらに反撃できる余裕が生まれます。逆に、自陣が不安定だと、相手に攻め込まれて崩されやすくなり、攻めを仕掛ける余裕がなくなります。 そのため、攻めの碁では、まず自陣の石を安定させることが先決です。隅や辺などの堅い場所に石を置いて、相手の侵入を防ぎます。また、自分の石を連結させたり、眼(自由点)を作って確保したりすることで、石の安定性を高めます。 自陣が安定したら、攻めに転じます。相手の弱い石を狙ったり、相手の陣地を侵食したりすることで、優位性を築いていきます。ただし、攻めすぎると自陣が薄くなり、逆に相手に攻め込まれる危険性があります。そのため、攻めとしのぎのバランスを考慮しながら、柔軟に対応することが必要です。
囲碁の用語について

囲碁の奥深い世界:ごまかすの真意

囲碁において「ごまかす」という言葉には、真意があります。これは、単に相手を騙すことを意味するものではなく、より深い戦略的な思考プロセスを指します。ごまかすと、一見有利でない手を打つことで、長期的な優位性を得ることができます。これは、相手を誤った方向に誘導したり、自分の立場を強化したりする手段として使われます。したがって、「ごまかす」ことは、巧みな戦略で相手を出し抜く、熟練した囲碁プレーヤーの特徴なのです。