引き分け

将棋のルールについて

将棋のローカルルール『トライ』とは?

トライの由来には諸説ありますが、有力なのは将棋の変種「座敷将棋」が原型という説です。座敷将棋は室町時代に普及した遊戯で、通常盤よりも小さな将棋盤で駒を動かせない駒「居駒」を置かずにプレイします。このルールが「トライ」のルーツとなり、後に本将棋のローカルルールとして定着していったと考えられています。トライの語源には「もう一勝負」、「勝ち越す」、「試し」などの説があり、いずれも座敷将棋の遊び方に由来している可能性があります。
囲碁のルールについて

半目とは?碁の用語を解説

半目とは、碁の用語で、対局者のどちらにも1目でも多く取る権利がある状況のことです。 これは、碁盤上の特定の場所に双方の石が並んでいて、どちらかの石を打つことでその場所を占領できる状態のことを指します。このとき、その場所に石を打った方が1目多く取ることになります。 半目は、通常、終盤に発生することが多いですが、中盤や序盤でも発生する可能性があります。半目が発生すると、対局者はその場所を占領するために必死に石を打ち合い、激しい攻防が繰り広げられます。 半目は、碁の対局において非常に重要な要素であり、対局の結果を大きく左右する可能性があります。そのため、半目を制することができるプレイヤーは、碁の対局において有利に立つことができます。
囲碁のルールについて

囲碁のジゴ – 引き分けの法則

ジゴ発生時の対処法 ジゴが発生した場合は、双方がパスすることで引き分けになります。 両者とも自分たちの石を生き延びさせ、相手方の石を殺すことができない状態がジゴの基本的な構図です。そのため、どちらかがパスすると、相手方もそれ以上手を加えることができず、引き分けとなるのです。 ジゴを発生させる一般的な手法として、「コ」と呼ばれる連結形を利用する方法があります。コを作ると、相手の石を迂回して接触することができず、相手方がパスしなければなりません。また、ジゴを発生させてから、相手の石を取ることで「オイオトシ」と呼ばれる状況を作ることもできます。オイオトシでは、ジゴの形状を利用して、相手方の石を孤立させることで、合法的に取ることができます。