将棋の戦術について 将棋の鉄壁布陣『ビッグ4』とは? 将棋界を長年席巻している「ビッグ4」とは、藤原直哉九段、渡辺明名人、羽生善治九段、豊島将之竜王の4名のトップ棋士の総称です。彼らは超一流の棋力で長年にわたりタイトルを独占しており、将棋界の頂点に君臨しています。ビッグ4はそれぞれ異なる棋風を持ち、藤原九段の力強い攻め将棋、渡辺名人の盤石な守備力、羽生九段の芸術的な指し回し、豊島竜王の鋭い戦術眼が特徴です。 2024.02.16 将棋の戦術について
将棋の慣用句について 将棋の「パンツを脱ぐ」とは? 将棋の「パンツを脱ぐ」とは、対局中にあまりの悔しさや憤りに耐えきれず、思わず座っていた足元のパンツを脱ぎ捨ててしまう行為を指します。将棋では、相手を詰ましたり、優位に立つと「勝ち」と宣言する習慣があります。しかし、そのように宣言されて負けた側が、あまりの悔しさに衝動的にパンツを脱いでしまうのです。この行為は、自分の負けを認める行為として、また、相手に対する侮辱の意味合いも含まれています。 2024.02.16 将棋の慣用句について
将棋の序盤について 将棋用語『陣形・戦法の隠語』 居飛穴(いびしゃあなぐま) 居飛穴は、居飛車(いびしゃ)が序盤から雁木(がんぎ)に組んだ陣形です。雁木とは、二段目の桂馬と香車によって角道と飛車道を塞ぎ、囲いとする形です。居飛穴では、この雁木に陣取り、居飛車穴熊と名付けられました。 居飛穴は、陣頭指揮を司どる金銀を堅く組み、相手玉の攻め筋を遮断します。また、桂馬(けいま)が飛車道を利かせていて、接近してくる相手の駒を牽制することができます。居飛穴は堅固な受けで知られ、なかなか崩すことができません。 しかし、居飛穴には弱点もあります。それは、歩(ふ)を多く消費するため、攻めに転じた際に駒不足になりやすいことと、玉が雁木に囲われているため、相手からの急襲を受けやすいことです。一方、居飛穴は序盤から安定した陣形を築くことができ、攻め駒の損失も少ないので、初心者のうちは使い勝手の良い陣形といえます。 2024.02.16 将棋の序盤について
将棋の戦術について 将棋の「クマる」とは?穴熊囲い徹底解説 居飛車穴熊は、囲いの中で強力な駒である銀と桂を固めきるため、敵の攻撃に対して非常に堅固です。その一方で、駒の動きが制限されるため、攻めの手段が限定的なことが弱点です。また、囲いの外側からの攻撃に弱いという特徴もあり、遠距離から飛車や角で狙われると崩れる危険性があります。 2024.02.15 将棋の戦術について