将棋の飛車先不突きとは?居飛車戦法で強くなるコツ
将棋における飛車先不突きとは、飛車(駒の1つ)を自陣の最前列(1段目)から動かさない戦法を指します。居飛車戦法の一種で、相手陣地への進出を抑え、自陣の陣形を固めることを目的としています。飛車先不突きは、相手の攻撃を受けにくくする一方、自陣からの攻めも制限されるため、持久戦や相居飛車(互いに飛車を振らずに角や桂で攻める)に適しています。
飛車先不突きは、大きく分けて3種類に分かれます。1つ目は最上段からの飛車先不突きで、飛車を最上段(9段目)から動かさないものです。2つ目は半駒飛車先不突きで、飛車を半駒(1/2マス)進めた形です。3つ目は矢倉飛車先不突きで、飛車を矢倉(3段目の角と4段目の歩によって囲む陣形)に囲んで動かさないものです。