対局 | 将棋と囲碁がもっと分かる大辞典

将棋用語『清算』について

将棋用語『清算』について将棋の用語『清算』とは将棋の用語である『清算』とは、自分の駒をすべて失い、勝負に負けることを意味する。清算は、相手がすべての駒を失った場合にも使われる。将棋のルールでは、自陣の駒をすべて失うと負けとなり、勝負は終了する。清算は、将棋の勝負において、決着がついたことを意味する言葉である。清算は、将棋の用語であり、他のゲームでは使われないことが多い。将棋の盤面は縦9マス、横9マスの81マスで構成されている。各プレイヤーは20個の駒を持ち、盤面の中央に配置する。プレイヤーは、自分の駒を動かして相手の駒を攻撃し、相手の駒をすべて失ったプレイヤーが負けとなる。将棋は、日本の伝統的なゲームであり、平安時代から親しまれてきた。将棋は、戦略性と運の要素が組み合わさったゲームであり、多くの人に愛されている。

2024.02.15

将棋の手筋について

将棋の「形作り」とは？その意味と使い方

将棋における「形作り」とは、自陣の駒を有利な位置に配置して、相手の攻撃を防いだり、攻撃の準備をしたりすることを指します。この目的は、安全な陣形を築き、相手の駒を受け取ったり、自陣の駒を進めやすくすることです。形作りの効果は、相手の攻撃に対して柔軟に対応できるようになることにあります。駒が適切な位置に配置されていれば、相手の攻撃に対して受け流したり、反撃したりできます。また、攻撃の準備もしやすく、隙のない陣形から攻撃を仕掛けることができます。

2024.02.15

将棋の慣用句について

将棋の用語「流れ」とは？

「流れ」を生み出す要素には、大きく分けて戦術的要素と心理的要素の2種類があります。戦術的要素としては、駒得（駒の価値が相手よりも多いこと）や駒の働き（利きや効率性）などが挙げられます。手得に駒を奪ったり、相手の駒を封じたりすることで、盤上のバランスが崩れ、有利な「流れ」が生まれます。心理的要素では、勢いや自信が重要です。自分が有利だと感じることで、思い切った手を指すことができ、それが相手にプレッシャーを与えます。逆に、劣勢を自覚すると、萎縮したり、判断を誤ったりしがちで、「流れ」を相手に引き渡してしまうことになります。また、時間管理も「流れ」に影響します。持ち時間が少ないと焦ってミスをしたり、良い手を指す時間が足りなくなったりすることもあります。

2024.02.16

将棋の戦術について

初手合いとは？将棋における公式戦の組み合わせ

-初手合いの意味と定義- 将棋における初手合いとは、棋士が初めて公式戦に出場することを指します。この公式戦は、日本将棋連盟主催の「順位戦」または「竜王戦」などの各種タイトル戦を指します。棋士は、アマチュアからプロ棋士に昇格した後、一定の成績を収めると、初手合いに出場する権利を得ます。初手合いは、棋士にとって非常に重要な節目であり、その棋士の今後のキャリアを左右する大きな分岐点となります。

2024.02.16

将棋のルールについて

囲碁の置碁とは？

-囲碁の置碁とは？- -置碁の目的- 囲碁において置碁とは、ハンデを付けたい弱い方の棋士に、特定の数の石を最初に盤面に置くことによって開始されるゲーム形式です。この置碁の目的は、棋力差のある対戦者同士でも均衡のとれた試合ができるようにすることです。置碁によって、弱い方の棋士が開始時に有利な位置を得ることができ、ゲームがより競争力のあるものになります。これにより、双方ともスキルを向上させ、よりエキサイティングなゲームを楽しむことができます。通常、置碁は、棋力差が大きく、通常の対局では弱い方の棋士が圧倒的に不利な場合に採用されます。

2024.02.16

囲碁のルールについて

ネット将棋ってなに？リアルとの違いやルールを解説

ネット将棋とは、インターネットを介して行われる将棋の一種です。リアル将棋と同様に、2人のプレイヤーが交互に駒を動かして対戦します。しかし、ネット将棋には独自のルールや特徴があります。リアル将棋では、2人のプレイヤーが向かい合って指しますが、ネット将棋では、プレイヤーは各々のパソコンやスマートフォンを使用します。これにより、遠隔地に住むプレイヤー同士でも、いつでもどこでも対戦が可能になります。

2024.02.15

将棋のルールについて

将棋の盤上を理解する

-将棋の盤上を理解する- 将棋の盤は9×9のマス目から成り立ち、升目と呼ばれます。この升目に駒を配置してゲームを行います。盤には筋と呼ばれる縦の列と段と呼ばれる横の列があります。升目は筋と段によって特定されます。升目にはそれぞれ座標が割り当てられており、盤の左下を「1一（いっさ）」、右上を「9九（きゅうく）」と表します。例えば、「3五（さんご）」は3番目の筋と5番目の段が交差する升目を指します。

2024.02.15

将棋のルールについて

囲碁の用語「勝ち継ぎ」について

勝ち継ぎとは、囲碁の用語で、対局者が交互に打ち継いでいく中で、どちらかが勝勢と判断したときに、打ち継ぐのをやめて勝敗を決めることを言う。通常、勝勢と判断した側は「勝ち継ぎを宣言する」と言い、相手は勝ち継ぎを認めるか、あるいは打ち継ぎを続けるかのどちらかを選択する。勝ち継ぎを宣言された側は、打ち継ぎを続ける場合は、勝勢と判断した側が打ち継ぎを宣言した時点での局面から、すべての手を打ち直す必要がある。勝ち継ぎは、対局者が互いに合意すれば、いつでも宣言することができる。しかし、一般的には、終盤にどちらかが勝勢と判断した場合に宣言されることが多い。

2024.02.15

囲碁の用語について

将棋における助言とは

-助言の禁止- 将棋では、対局中に他者からの助言を受けることが禁じられています。これは、将棋が知力と技術を競うゲームであり、第三者の介入によって公平性が損なわれるのを防ぐためです。また、助言によって自らの思考力が低下し、成長の機会を逸することにもつながります。対局中に助言を受けた場合は、反則行為とみなされ、罰則が科されます。ペナルティの内容は、軽いものでは注意、重いものでは対局の没収まであります。したがって、将棋対局においては、自らの力で勝利を目指すことが求められます。

2024.02.16

将棋のルールについて

将棋の読み筋とは？

-読み筋とは何か- 将棋の読み筋とは、現在の局面から起こり得る一連の指し手を想定し、それぞれの指し手に対する相手の応手を推測して、局面の展開や最終的な結果を予測することです。この読み筋は、盤面上の駒の配置や過去の対局の経験など、様々な要素を考慮して行われます。単に1手先を予測するだけでなく、より深い手数まで読み進め、盤面の変化や相手の意図を捉えることが重要です。読み筋を鍛えることで、将棋の局面をより深く理解し、適切な指し手を選択できるようになります。素早く正確な読み筋は、特に終盤戦において優位性に繋がり、勝利を確定させる可能性を高めます。

2024.02.16

将棋の戦術について

将棋用語「読みが合わない」の謎を解き明かす

将棋用語の「読みが合わない」とは、双方または一方の指し手が、予想していた展開や評価とは異なる結果を生み出すことを指します。つまり、指し手が想定していた盤面の変化や駒の価値が、実際とは異なる展開をたどる状態です。この「読みが合わない」という現象は、将棋の複雑かつ高度な戦略性から生じます。指し手は数千通りの候補手を考慮し、それらの影響を計算して最善の一手を指しますが、相手の思惑や盤面の微妙な変化を見落としてしまうことがあります。その結果、当初考えていた展開とは異なる結果が発生し、「読みが合わない」状況が発生するのです。

2024.02.16

将棋の慣用句について

将棋の伝統行事『御城将棋』とは

-御城将棋の歴史と由来- 御城将棋の起源は、鎌倉時代（1185～1333年）にさかのぼると言われています。当時、将軍足利尊氏が京都の二条城で家臣と将棋を指したことが始まりとされています。その後、この慣習は室町時代（1336～1573年）に受け継がれ、将軍が家臣との将棋対局を行うことが恒例行事となりました。江戸時代（1603～1868年）になると、御城将棋は徳川将軍家と大名との将棋対局として制度化され、江戸城をはじめ各地の城で行われるようになりました。この時代、御城将棋は将棋の普及と将軍家の威信の向上に貢献しました。明治時代（1868～1912年）以降、御城将棋は廃れましたが、1975年に復活しました。現在では、毎年1月2日に皇居にて天皇陛下と将棋連盟の棋士による対局が行われています。この対局は、伝統文化の継承と将棋界の発展に寄与しています。

2024.02.16

その他の用語

将棋の「間合い」とは？

将棋における「間あい」とは、駒同士の相対的な位置や関連性を指します。適切な間あいを取ることで、駒を効率的に配置し、相手の動きを妨げ、有利な局面を生み出せます。間あいには3種類の基本的なタイプがあります。 1. -隣接間あい-駒が互い隣接している状態。駒を直接的に制御・守ることができます。 2. -駒跳び間あい-駒の間を1マス以上空ける状態。駒の動きを制限することなく、ある程度制御することができます。 3. -飛車角間あい-飛車や角が相手の駒を斜め方向から狙える状態。駒の動きを遠方から制限でき、強力なプレッシャーをかけられます。

2024.02.15

将棋の戦術について

将棋の対局について

将棋の対局とは、2人のプレイヤーが将棋盤上で将棋駒を動かし、相手の王将を詰ませることを目指すゲームです。対局は、「手合」と呼ばれる単位で区切られて行われ、1つの手合は通常1日かけて行われます。対局が始まると、プレイヤーは交互に手番を回し、将棋駒を動かして相手を攻撃したり、防御したりします。将棋の対局では、様々な戦術や戦略が駆使され、プレイヤーは盤面を読み解き、先を見越して最善の手を打つ必要があります。

2024.02.15

将棋のルールについて

好局の棋譜で将棋を学ぶ

好局の棋譜から将棋を学ぶ際、まず重要なのは「好局とは何か」を理解することです。好局とは、単に勝ち負けだけを基準とするのではなく、過程や内容に優れ、将棋の妙味や奥深さを堪能できる一局を指します。勝敗だけにとらわれるのではなく、優れた指し回し、工夫を凝らした作戦、高度な読み合いなどが盛り込まれていることが特徴です。さらに、後世に語り継がれるような、歴史に残る名局も含まれます。好局の棋譜を分析することで、定跡的な知識だけでなく、棋士たちの思考回路や判断基準を学ぶことができ、将棋の上達につながります。

2024.02.16

将棋の慣用句について

将棋の用語「実戦」とは？

将棋の「実戦」とは、実在する局面や対局のことを指す言葉です。過去の対局や、現在進行中の対局を「実戦」と呼びます。対局中に現れる局面や、棋士同士の指し手はすべて「実戦」の範疇に入ります。「実戦」という言葉は、将棋界では広く使われており、棋譜や棋戦の解説、棋士のインタビューなど、さまざまな場面で登場します。実際に起こった対局を分析することで、棋士はより高度な技術や知識を習得することができます。

2024.02.15

将棋のルールについて

囲碁用語「五分」の意味を徹底解説

「五分の判定基準」囲碁において、「五分」とは、対局における局面を指し、どちらのプレイヤーにも明確な優勢や劣勢がない状態を意味します。五分判定は、以下の基準に基づいて行われます。 * -領地の均衡- 双方の勢力圏がほぼ同等で、互いに有効な侵入が難しい。 * -地を取る機会の均等- 両プレイヤーとも、相手陣地から地を取る可能性がほぼ同じ。 * -石の強弱の釣り合い- 双方が同程度の数の強石と弱石を持っており、盤上で優劣がつきにくい。 * -手広い展開- どちらのプレイヤーも、盤上で自由に展開するスペースがあり、制限が感じられない。

2024.02.16

囲碁のルールについて

将棋の上座とは？対局での席順と意味

-上座に座る棋士の条件- 将棋の対局では、上座と下座があり、上座に格上の棋士が座ります。格の基準は、棋力や称号など、いくつかの要素が総合的に考慮されます。一般的に、タイトルホルダーは上座に座ります。棋力の高い棋士や、長年活躍しているベテラン棋士も上座に座る傾向があります。また、対局が行われる場所の地元棋士が上座に座るケースもよくあります。上座に座る棋士は、対局への精神的な優位性を得ることができます。さらに、伝統的に、上座に座る棋士はより丁寧な扱いを求められます。例えば、相手方にあいさつをしたり、相手の駒を取るときは駒を返したりするなどの礼儀作法が求められます。

2024.02.16

将棋のルールについて

将棋の観戦記とは？

観戦記の概要将棋の観戦記とは、将棋の対局をリアルタイムで記録し、解説を交えて綴られる文章を指します。対局の展開を詳細に記録し、棋士の思考や戦略を分析することで、観戦者に対局の臨場感と理解を伝えます。観戦記には、プロ棋士や将棋評論家によるものと、アマチュア愛好家によるものがあります。プロ棋士による観戦記は、その専門知識と洞察力により、対局の深く鋭い分析を提供します。一方、アマチュア愛好家による観戦記は、より初心者向けの解説を添え、将棋の初心者にも対局を楽しんでもらえるよう執筆されています。

2024.02.15

将棋の慣用句について