対局者

将棋の競技について

将棋の名局とは?特徴や歴史を解説

名局の歴史と有名棋士 将棋の名局の歴史は古く、江戸時代に遡ります。初期の名局とされるのは、1670年の「名人定跡」で、それを制したのが初代名人・大橋宗桂でした。以降、江戸時代には多くの名局が生まれ、阪田三吉伊藤宗看ら名棋士が台頭しました。明治時代以降も、木村義雄升田幸三といった天才棋士が数多く登場し、数々の名局を誕生させています。
将棋のルールについて

将棋の珍用語『一人千日手』徹底解説!

一人千日手とは、「対局者が交互に同じ手を繰り返し、最終的に両者の駒がすべて盤上から消えるまで続く、引き分けの一種」です。この特殊な千日手が成立するにはいくつかの条件があります。 まず、両方の対局者が同一の手を連続して3回以上繰り返すことが必要です。また、繰り返される手は、お互いに王手をかけている手または王手回避の手に限られます。さらに、駒が盤上にある状態で、両方の対局者がパスをしなければならないことも条件です。これらの条件をすべて満たすと、一人千日手が成立し、両者が引き分けとなります。
将棋の慣用句について

将棋用語『空打ち』の極意

空打ちの効果とは、相手を惑わせ、その考えを乱すことです。空打ちにより、相手は駒の動きを予測しにくくなり、ミスを誘うことができます。また、空打ちすることで相手が無駄な時間を消費し、その間にこちらが有利な局面を作り出すことも可能です。さらに、空打ちによって自分の駒の展開を隠蔽し、相手の意表を突く攻撃を仕掛けることもできます。したがって、空打ちを効果的に活用することで、相手を翻弄し、試合のペースを自分側に引き寄せることができます。
将棋のルールについて

将棋の持ち時間とは?仕組みと種類

持ち時間の種類 将棋の持ち時間には、大きく分けて2種類あります。定刻制は、決められた時間内に指し手が終わらなければ負けになるというシステムです。一方、考慮時間制は、定められた時間内に指し手が終わらない場合でも、考慮時間と呼ばれる追加時間を消費することで指し続けることができます。考慮時間は使い切らないうちに指し手を完了させればその分の残りが次に対局に持ち越せます。