囲碁の循環コウとは
循環コウの発生例
循環コウは、囲碁の対局において特殊な状況下で発生する現象です。互いに隣接した2つの石が交互に相手の石をコウ立て(捕獲寸前の状態)することで、無期限にコウが発生し続ける状態のことを指します。
循環コウが発生する例として、まず一方が黒石をaに置き、相手が白石をbに置きます。次に黒はcに、白はdに、というように交互に石を置き、コウの形を形成します。このコウの形では、双方が相手をコウ立てしていますが、どちらかが石を取るともう一方がコウ立てすることで循環が継続されます。そのため、この状態ではどちらのプレイヤーも石を取ることはできません。