囲碁用語「削る」とは?
囲碁用語「削る」とは?
-削りの効果-
「削る」とは、相手方の石を挟んで、相手の移動の自由を奪う囲碁の戦術です。削られる石は、周囲に空きがなくなり、生存が困難な状態に陥ります。
相手方が削られた石を捨て石にすることで、形勢を挽回する可能性もありますが、削られた石が重要な位置にある場合は、相手方の陣形に大きな影響を与えます。また、削ることで相手方の石を孤立させ、攻めやすくなるという効果も期待できます。
さらに、削ることで盤面上の地を確保したり、相手方の勢力を分断したりするなど、さまざまな局面で活用できます。そのため、囲碁において「削る」は、攻防において重要な基本技術の一つとされています。