将棋用語『単に』とは?意味と使い方
『単に』の使い方
『単に』は、将棋において「単に○○する」という形で使われ、〇〇の部分には「王手」「詰め」などの動作が入ることが多いです。つまり、その動作を行うことのみを目的としており、局面の評価や他の駒との関連性は一切考慮していないことを意味します。
例えば、「単に王手」であれば、相手の王様を王手に追い込むことのみを目的としており、他の駒との連携や局面の優劣は考慮されていません。また、「単に詰め」であれば、相手の玉を確実に詰め上げることを目的とした一連の指し手を指します。ただし、『単に』と指す場合でも、その後に別の指し手が続くこともありますが、それらは『単に』の目的を達成するための手段であることを理解しておく必要があります。