将棋の用語『平手』とは?意味と使い方を解説
-平手の意味-
将棋における「平手」とは、駒の並びが初期配置と同じ状態で、先手が歩を2マス進める局面を指します。これは、2人のプレーヤーが公平かつ均衡した条件で対局を始めるための基本的な設定です。平手は、対局の開始時にのみ使用され、指し手によって駒の配置が変化すると、「平手」ではなくなります。
また、平手は「振り駒」の結果によって決定されます。振り駒とは、どちらのプレーヤーが先手でどちらが後手かをランダムに決める方法で、通常は歩駒を使用して行われます。振り駒の結果、歩が表(と)ならば先手、裏(うら)ならば後手が平手で対局を開始します。