囲碁の慣用句について 囲碁の世界のスラング:下手殺し 「下手殺し」という語源は、江戸時代中期の囲碁棋士である本因坊道策(1645~1702年)が、当時の囲碁界の第一人者である名人・安井算哲(1619~1671年)に勝利したことに由来しています。 道策は、算哲の碁を研究し、その弱点を見抜いて対策を練った結果、勝利を収めました。 この勝利は、囲碁界に大きな衝撃を与え、「下手殺し」という称号が道策に贈られたのです。 それ以来、「下手殺し」という言葉は、囲碁界で実力のある棋士を指すようになりました。 2024.02.15 囲碁の慣用句について