囲碁の用語「シボる」とは?その意味と効果
シボるとは、囲碁の用語で、相手を自分のペースに引きずり込み、有利な状況を作ることを意味します。石数では圧倒しているわけではないにも関わらず、相手の攻めをその都度、適切に防いで返し、最後には相手の石を自分のテリトリーに取り込んで勝利する。そのような展開をシボると表現します。また、シボって優位に立った方の勝利をシボリ勝ち、シボりで勝利を目指す戦法をシボリ戦法と呼びます。
シボるための基本的な方法は、次の3つがあります。
1. 相手の弱い石を攻撃する
相手の弱い石とは、囲いが不十分であったり、孤立している石のことです。このような石を攻撃することで、相手を不利な状況に追い込むことができます。
2. 自分の石を厚くする
自分の石を厚くすることで、相手の攻撃を防ぎやすくなります。また、厚い石は自分から攻撃を仕掛ける際にも有利になります。
3. 相手の石を分断する
相手の石を分断することで、相手の動きを制限することができます。また、分断された石は相手の弱い石になりやすいため、攻撃の対象にもなりやすくなります。
これらの基本的な方法を駆使することで、シボって有利な状況を作り出すことができます。ただし、シボるにはある程度の経験と技術が必要です。初心者の方は、まずは基本的な戦法を身につけてから、シボることを目指しましょう。