将棋用語「Z」とは?絶対に詰まない状態を解説
将棋と囲碁が大好き
『Z』ってどういう意味ですか?
将棋と囲碁が大好き
『Z』は「絶対に詰まない状態」を表す用語だよ。特定の駒を渡さない限り詰まない状態にも使われるんだ。
将棋と囲碁が大好き
「桂馬Z」とか「斜めZ」とか、駒の名前がついているのはなぜですか?
将棋と囲碁が大好き
必要な駒やその動きを表しているんだよ。例えば、「桂馬Z」は桂馬を渡さない限り詰まない状態、「斜めZ」は銀か角を斜め後ろに動ける状態を指すんだ。
Zとは。
将棋の基本用語「Z」は、どんな駒を取られても自分の王様が詰まない状態のこと。「Z」は「絶対に詰まない」の略からきています。ただし、特定の駒を失わなければ詰まない場合でも「Z」と呼ぶことがあります。その際、必要な駒や動きに合わせて「桂馬Z」「斜めZ(銀や角が斜め後ろに動ける)」「横Z(金や飛車)」などと表現されます。
「Z」の状態になると、大駒を切って相手の王様を追い詰める激しい攻撃が可能になります。相手の王様に必死がかかれば、たとえ多くの駒を失っていても、自分の王様が詰むことはありません。そのため、勝利が確実となります。
「Z」とは?
将棋用語「Z」とは、絶対に詰まない状態を指す言葉です。全ての駒が動き回ることができ、王将が詰むことがない状態のことを定義しています。
将棋は詰まなければ負けにならないというルールのため、「Z」の状態は、事実上の引き分けを意味します。
「Z」の状態は、いくつかの状況で発生します。最も基本的なのは、盤上に片方の駒も残っていない「駒落ち」の状態です。しかし、「駒落ち」以外にも、相手の王将が詰まない状態になる指し方もあります。
「桂馬Z」「斜めZ」「横Z」とは?
「桂馬Z」は、桂馬が2手先まで動けず、絶対に詰まない状態です。例えば、盤面の桂馬が右上に傾いていて、右上と右下のマスが共に他の駒で塞がれている場合などです。
「斜めZ」は、斜めに動ける駒(飛車・角)が2手先まで動けず、絶対に詰まない状態です。例えば、将棋盤の角近くに斜めに駒が置かれていて、その周囲のマスが他の駒で塞がれている場合などです。
「横Z」は、横に動ける駒(香車・桂馬・歩)が2手先まで動けず、絶対に詰まない状態です。例えば、将棋盤の端近くに駒が置かれていて、その周囲のマスが他の駒で塞がれている場合などです。
「Z」の状態になるとどうなる?
「Z」の状態になるとどうなる?」
将棋の盤面で、自玉に王手がない状態であれば、「将棋用語「Z」とは?絶対に詰まない状態を解説」で説明しているように「Z」の状態です。このとき、着手権を持つほうが王手をかけてもかわせるので、絶対に負けません。
「Z」の状態になるには、以下の3つの条件を満たす必要があります。
1. 盤面に敵の駒が1つもない。
2. 自玉に王手がかかっていない。
3. 自駒が1つもない(玉がはだかの状態)。
この条件を満たせば、自玉は王手を受けることはなく、絶対に詰まない状態になります。
「Z」の状態になる駒の種類
「Z」の状態になる駒の種類
将棋の駒の中には、「Z」の状態になれる駒がいくつかあります。その中でも、最も有名なのは「桂馬」です。桂馬は、斜め前方にしか動けない駒ですが、敵の駒を飛び越えて移動することができます。そのため、敵の駒に囲まれていても、桂馬だけは「Z」の状態になることができます。
また、歩兵も「Z」の状態になることができます。歩兵は、前方にしか動けない駒ですが、敵の駒を飛び越えて移動することはできません。しかし、歩兵は「成銀」になると、斜め前方に動けるようになります。そのため、「成銀」になった歩兵は、「Z」の状態になることができます。
加えて、飛車と角行も「Z」の状態になることができます。飛車は、縦と横に一直線に動ける駒であり、角行は、斜めに一直線に動ける駒です。飛車と角行は、味方の駒を飛び越えて移動することができますので、「Z」の状態になることができます。
「Z」の状態を利用した攻め方
「Z」の状態を利用した攻め方
「Z」の状態にある相手は、限られた駒の動きしかできないため、攻め手が絶好の機会を得られます。この स्थितिを利用した代表的な攻め方が「王手逃れの駒取り」です。相手が王手を逃れるため動かす駒は限られているため、攻め手はそれを狙い撃ちにします。こうすることで、相手の駒を取り除き、盤面を有利に進めることができます。
また、「詰めろ」も「Z」の状態を利用した効果的な攻め方です。詰めろとは、相手が王手に対して王を取る以外の手がない状態のことです。この場合、攻め手が王を取ることで詰めとなり、勝利することができます。
これらの攻め方は、「Z」の状態における相手の駒の動きが制限されていることを利用したものです。攻め手が相手の動きを先読みし、適切に対処することで、有利な局面を築き、勝利に近づきます。