ガッチャン銀とは?角換わりの必勝手順で棋力をUP!
将棋と囲碁が大好き
先生、『ガッチャン銀』ってどういう意味ですか?
将棋と囲碁が大好き
相居飛車戦相腰掛け銀で、早い段階で銀をぶつけて交換させようとする戦術だよ。
将棋と囲碁が大好き
角換わり相腰掛け銀で、王手銀取りで馬を作る手順でも有名なんですね。
将棋と囲碁が大好き
そうだね。銀をぶつけることで、相手の駒を効率よく取ったり、自陣の駒を強化したりできるんだ。
ガッチャン銀とは。
将棋の技「ガッチャン銀」とは、相居飛車戦において早めに銀をぶつけ合い、交換を迫ることです。特に有名なのは、角換わり戦での王手銀取りで馬を作る手順です。
ガッチャン銀の基本
ガッチャン銀と呼ばれる角換わりの戦法では、銀を角付近の筋に配置することが基本です。この銀は、敵陣への攻め駒として機能し、相手方の角の出足を封じたり、馬や飛車への受けになったりと、多様な役割を果たします。
また、ガッチャン銀は、敵陣への圧力をかけながら、自陣の玉の安全を確保することもできます。銀が角の斜めに位置することで、敵の角からの飛車取りや龍取りを防ぎ、玉の頭上の守りを固めることができます。
角換わり相腰掛け銀での必勝手順
角換わり相腰掛け銀での必勝手順
角換わり相腰掛け銀は、角換わり戦法の中でも特に人気の高い戦法です。この戦法で勝つためには、以下の手順を覚えておくことが重要です。
1. 相手の3手目で銀を上がる。
2. 4手目に歩を突く。
3. 相手の角を攻めながら金を上がる。
4. 銀を相手の陣地に打ち込んで攻撃する。
この手順を踏むことで、確実に相手よりも有利な局面を作ることができます。しかし、相手がこれらの手順に対して対策を打ってきた場合は、臨機応変に対応する必要があります。
ガッチャン銀の効果的な使い方
ガッチャン銀の効果的な使い方は、角換わりで強力な一手です。相手が△3二飛と飛車を跳ねても、銀が△4三に飛び込み、角が△3一に利いているため、飛車の動きを妨げることができます。さらに、△4四の歩も固めており、角換わりの定番戦法である穴熊囲いに移行する準備を整えています。
また、ガッチャン銀は相手玉の囲いの弱点を突くこともできます。例えば、△4五歩と突いてきた場合、銀が△4六に飛び込み、△4七角と銀取りにくることができます。相手は玉を逃がさなければならないため、囲いが崩れます。
さらに、ガッチャン銀は攻撃の起点を確保することもできます。銀が△4三に飛び込んだ後、△5四歩と突いてきた場合、銀が△65に回り込んで飛車を脅かすことができます。この飛車は相手の玉に迫っているため、大きな脅威となります。
ガッチャン銀を避け守る方法
ガッチャン銀を避け守る方法
ガッチャン銀は強力な攻め筋ですが、適切に対処することで避けたり守ったりできます。まず、ガッチャン銀が可能な筋に歩を置かないようにすることが重要です。また、ガッチャン銀を受け取られる筋に玉を置かないように注意しましょう。さらに、敵方にガッチャン銀を狙われる駒を作らないことも大切な対策です。相手がガッチャン銀を狙おうとしている場合は、相手の駒の動きを妨害するか、自分の駒でガッチャン銀を利かし合いして防ぐことで対策できます。これらの方法を意識することで、ガッチャン銀を回避し、自分の陣形を守ることができます。
実戦におけるガッチャン銀の活用
実戦におけるガッチャン銀の活用
実戦において、ガッチャン銀は具体的にどのように活用すればよいのでしょうか。その力は、主に以下の2つの局面で発揮されます。
①守備の要の補強
ガッチャン銀は、自陣の守備を固めるために非常に効果的です。玉の横にガッチャン銀を配置することで、敵の桂馬や角からの襲撃を防ぎます。また、飛車や角の利き筋を遮断することもできます。
②攻勢の際に駒の跳躍を支援
ガッチャン銀は、攻勢時の駒の跳躍を支援する役割も担います。玉の隣にガッチャン銀を配置することで、桂馬や角の飛び出しをサポートできます。これにより、敵の陣形に穴を開けたり、相手の駒を取りに行ったりすることが可能になります。