米長玉とは？一手稼げる王様
将棋と囲碁が大好き
先生、『米長玉』について教えてください。
将棋と囲碁が大好き
米長玉とは、将棋の棋士・米長邦雄さんが考案した戦法で、王将を端っこの1筋か9筋に逃がして時間稼ぎをする指し方だよ。
将棋と囲碁が大好き
王将を端っこの1筋か9筋に逃げると、なぜ一手稼げるんですか？
将棋と囲碁が大好き
そうすると相手は玉を取るために角や飛車を王将の近くに持ってくる必要があるんだけど、端っこの筋なので他に行くマスが少なくなるんだ。その間に、こちらが別の駒を動かして形勢を良くすることができるんだよ。
米長玉とは。
米長邦雄考案とされる「米長玉」は、王将を盤の端（1段または9段）に寄せて指す戦法です。詰められるまで一手ずつ耐えることができます。
米長邦雄氏と米長玉
米長邦雄氏と米長玉
米長玉は、将棋の戦術の一つで、一手稼ぐことに特化した指し手のことです。この戦術を考案したのは、米長邦雄氏です。米長邦雄氏は、昭和を代表する将棋棋士の一人で、一手稼ぎの妙技で名を馳せていました。米長玉は、その一手稼ぎの能力を発揮するために編み出された戦術で、相手の動きを絶妙なタイミングで封じることで一手稼ぐことができます。この戦術は、非常に高度な技術を要しますが、使いこなすことができれば強力な武器となります。
米長玉の基本的な形
米長玉の基本的な形は、先手が△７七角、△８八角、△７六歩と進むのが基本です。この動きで、敵陣の７筋に歩を打ち込み、相手の角道を塞ぐことができます。また、△８八角が敵陣深くに潜り込んでいるため、相手の王将の逃げ道を限定することができます。さらに、先手は△９九角を敵陣に繰り出すことで、相手の王将を詰ます狙いがあります。この形は、鋭く攻撃的で、一手稼げるため、「米長玉」と呼ばれています。
米長玉の弱点
米長玉の弱点
米長玉は強力な戦術ですが、完全ではありません。その主な弱点の一つは、相手の早繰り銀に対して脆弱であることです。早繰り銀は、6筋もしくは8筋の歩を3手目に進め、玉将の頭を狙う攻撃的な戦法です。米長玉では玉を中央に配置するため、早繰り銀の攻撃に対して直接対抗することが困難になります。 또한 이 전술은 攻め筋が一本道이므로, 상대방이 이를 차단하면 공격이 막힙니다.
さらに、米長玉は、仕掛けが手順通りに進まない場合にリスクを伴います。仕掛けが完成する前に相手に攻め込まれたり、玉が固まらなかったりすると、大きな損失につながる可能性があります。また、中終盤に歩切れが発生することも弱点です。米長玉では歩を多く動かすため、終盤になると歩切れを起こしやすくなり、受けが薄くなることがあります。
米長玉の活用法
米長玉の活用法では、この巧妙な手順をゲームで活用する方法が説明されています。まず、居飛車穴熊などの堅い陣形に誘導します。相手が守備的な姿勢を示したら、米長玉で角を打って攻勢に出ます。米長玉は、相手の駒を釘付けにし、歩を制して相手の陣形を乱すことができます。また、玉の逃げ道を確保しながら、攻撃を仕掛けることもできます。米長玉をうまく活用することで、相手を窮地に追い込み、勝利への道を切り開くことができます。