将棋の用語『無駄合い』とは?

将棋の用語『無駄合い』とは?

将棋と囲碁が大好き

無駄合いってどういう意味ですか?

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将棋で、単なる手数伸ばしのための合駒のことです。相手の形勢に影響を与えたり、王手を防ぐ等のプラス要素がなければ、無駄合いと呼ばれます。

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でも、詰んでいる局面では無駄合いをしてはいけないんですね。

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はい。詰んでいる局面での無駄合いは、お互いに時間の無駄なので、マナー上避けた方が良いとされています。

無駄合いとは。

「将棋では、『無駄合い』といって、単に手数を伸ばすだけの駒の動かし方があります。これは、ただ取られるだけで形勢に影響しません。しかし、相手に取らせることで相手の駒が動いたり、自分の駒が移動して盤面の状態が変わったりする場合があります。この場合、「王手を防ぐ」以外のプラス要素が生まれるので、「タダ」だからといって必ずしも「無駄」にはなりません(後述の例を参照)。公式ルール上では、詰将棋では「無駄合い」は認められていませんが、実戦では許可されています。ただし、詰んでいる局面での「無駄合い」はお互いに時間の無駄になるので、マナーとして避けるのが一般的です。例外としては、時間切れ負けの勝負で、相手の残り時間が数秒しかない場合などがあります。」

無駄合いと見なされない場合

無駄合いと見なされない場合

詰将棋での無駄合い

詰将棋での無駄合い

詰将棋における無駄合いとは、無駄な駒の交換を指します。基本的には、相手が有利な駒を交換して不利になるケースで起こります。例えば、相手の歩と自分の桂馬を交換してしまうことです。この場合、桂馬は歩よりもはるかに価値が高いため、交換した側は損をしてしまいます。詰将棋では、正確な手順を追って王手を詰めることが求められるため、無駄合いは避けなければなりません。無駄合いをしてしまうと、無駄に手数をかけることになるだけでなく、詰ませることができなくなる場合もあります。

本将棋での無駄合い

本将棋での無駄合い

本将棋での無駄合いとは、駒を直接敵駒に攻撃せず、相手陣を伺うような場所に置く戦法のことです。無駄に動いたように見えますが、後々相手の駒の動きを制限したり、自陣の駒の展開を妨げたりできます。

例えば、歩を敵陣の金将の頭に寄せることで、金の進路をふさぐことができます。また、角を敵陣の隅に置くことで、相手の駒の展開の選択肢を狭めることができます。無駄合いは一見すると非効率的に見えますが、相手の動きを抑制し、自陣の優位性を築くための重要な戦略となるのです。

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