将棋の用語「ハッチを閉める」を解説
将棋と囲碁が大好き
先生、将棋の『ハッチを閉める』ってどういう意味ですか?
将棋と囲碁が大好き
ハッチを閉めるというのは、玉を穴熊(玉を囲う陣形)に囲うときに、玉の小鬢(コビン)という穴を塞ぐことを指すよ。
将棋と囲碁が大好き
玉の小鬢ですか?
将棋と囲碁が大好き
そう、玉の左右にある diagonal に配置されているマスで、通常は銀で塞がれるんだ。
ハッチを閉めるとは。
将棋の用語で、「ハッチを閉める」とは、穴熊囲いに玉を囲う際に、玉の両脇を塞ぐことを言います。通常は、銀が使用されるのが一般的です。
ハッチを閉めるの意味と目的
-ハッチを閉めるの意味と目的-
将棋の「ハッチを閉める」とは、自陣に飛び出した歩や香を、駒を横に置いて自陣側に閉じ込める戦法のことです。
この戦法の主な目的は、敵駒の侵入を防いだり、自駒の脱出を困難にしたりすることです。また、敵駒の動きを制限したり、自駒の攻撃範囲を広げたりするためにも利用されます。
ハッチを閉める手順
ハッチを閉める手順
ハッチを閉める手順は、以下の通りです。まず、玉将を八段目に移動させます。次に、銀将を九段目に移動させて、玉将の頭を守ります。最後に、金将を玉将の右隣に移動させて、ハッチを完成させます。この手順により、玉将は囲いの中で安全に守られます。
ハッチを閉めるメリットとデメリット
ハッチを閉めるメリットとデメリット
ハッチを閉めるという戦法には、いくつかの利点があります。まず、攻めを防ぐことができます。ハッチを閉めると、相手はあなたの陣地内に駒を侵入させるのが難しくなります。また、ハッチを閉めることで、駒の連携を強めることができます。駒が密集することで、より強力な攻撃や防御を行うことができます。
しかし、ハッチを閉めることにはデメリットもあります。まず、閉じたハッチは攻めにくくなります。駒が密集していると、外に駒を出すのが難しくなり、相手陣地を攻めるのが困難になります。また、ハッチを閉めることで、自分の駒の機動性が低下します。駒が密集しているため、自由に動かすことが難しくなり、相手からの攻撃に柔軟に対応できなくなります。
ハッチを閉める際の注意点
-ハッチを閉める際の注意点-
ハッチを閉める際には注意が必要です。将棋盤には「ハッチ」と呼ばれる窪みがありますが、この窪みに指を挟むと怪我をする可能性があります。特に、対局中に熱が入っていると、指や駒をハッチにぶつけてしまうことが多くなります。
そのため、ハッチを閉めるときは、片手で駒を持ち、もう一方の手で駒を駒台に移動させながら、駒台の隅でハッチを閉めるとよいでしょう。この方法なら、指をハッチに挟む危険性を最小限に抑えることができます。また、駒をハッチにぶつけてしまうと将棋盤が破損する恐れがあるので、丁寧に取り扱いましょう。
実際の対局におけるハッチを閉める活用法
実際の対局において、「ハッチを閉める」戦法は、以下のような活用法があります。
居飛車側の対抗戦法として、角交換・飛車先の歩交換を拒否し、角道を塞ぎながら玉を美濃囲いに囲う展開。この場合、相手が角を下段に引き、飛車先を攻めてくるのを防ぐ狙いがあります。
また、振り飛車側が対抗策として、角交換・飛車先歩交換を拒否し、3筋を突いて相手陣に圧力をかけ、角道を塞ぎながら玉を右美濃囲いに囲う展開もあります。この場合、相手が角を左端に引き、飛車先を攻めてくるのを防ぐ狙いがあります。
さらに、互いに模様を争う展開において、角交換・飛車先歩交換を拒否し、角道を塞ぎながら玉を囲うことで、相手の角打ちや飛車先の攻撃を回避する狙いもあります。