将棋の用語「銀ひばり」を紐解く

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将棋と囲碁が大好き

『銀ひばり』の用語について詳しく教えてください。

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『銀ひばり』とは、先手が5六、後手が5四に銀を繰り出した形のことです。

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なるほど。なぜ『ひばり』と呼ばれるのでしょうか?

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下から銀がその地点まで上がっていくさまが、ひばりが飛び立つ様子になぞらえられています。

銀ひばりとは。

将棋用語の「銀ひばり」とは、5筋で相手陣に銀を繰り出す戦法のことです。先手が5六、後手が5四に銀を置きます。銀が下からその地点まで登っていく様子が、ひばりが飛び立つ姿に似ていることから、この名が付けられました。

銀ひばりの特徴

銀ひばりの特徴

銀ひばり」という将棋用語には、いくつかの特徴があります。①歩を利かせることに長け、相手の歩を手詰まりにしたり、守り駒として配置したりできます。また、②端歩の活用が得意で、端の歩を詰みに利用する攻めができます。さらに、③動きの軽快さも特徴で、斜め前への機動力を活かして、瞬間的に敵陣に迫ったり、駒を捕ったりできます。

銀ひばりの狙い

銀ひばりの狙い

「銀ひばり」の狙い

「銀ひばり」の目的は、主に2つあります。1つ目は、相手の陣形を乱すことです。銀を角に打ち込んでから飛車を振り込むことで、相手の防御陣を崩しやすくなります。もう1つは、敵玉を威嚇することです。銀を角に打ち込んだ状態は、敵玉に直接迫る格好になります。そのため、相手は玉の安全確保に気を配らざるを得なくなり、攻撃がより容易になります。

銀ひばりの歴史

銀ひばりの歴史

-銀ひばりの歴史-

「銀ひばり」の起源は古く、江戸時代にさかのぼります。当時は、敵の陣地に侵入する駒が限られており、その中で銀将が最も活躍していました。しかし、銀将の動きは制限されていたため、さらに積極的な駒が求められるようになりました。そこで考案されたのが、銀将の両隣を飛車と角で固めるという戦法です。この戦法によって銀将の動きが大幅に向上し、当時流行していた「居飛車穴熊」などの守備的な陣形に対抗できるようになりました。この戦法が「銀ひばり」として定着したのは、その激しい攻撃力から、小鳥のヒバリのようにさえずりながら敵陣を駆け回るイメージがあったためと言われています。

銀ひばりの防ぎ方

銀ひばりの防ぎ方

-銀ひばりの防ぎ方-

銀ひばりの仕掛けに対峙するには、いくつかの対策があります。まず、駒組を固くして銀の利きを限定する方法があります。銀ひばりを防ぐには、銀が Diagonal に利くマスを塞ぐ駒を配置することが重要です。例えば、飛車などを横や斜めに配置すると、銀の Diagonal の利きを遮ることができます。

さらに、金銀を連携させることで銀ひばりに対抗することもできます。は銀よりも Diagonal に利く範囲が狭いため、銀がDiagonalに利くマスの前にを配置することで銀ひばりを防ぐことができます。ただし、を Diagonal に配置すると他の駒の利きを制限してしまうため、注意が必要です。

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