将棋の「成り駒」とは?

将棋の「成り駒」とは?

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先生が言う『成駒』とは具体的に何を指すのですか?

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将棋の駒のうち、駒の動きが変化したものを指します。具体的には[竜]・[馬]・[成銀]・[成桂]・[成香]・[と金]のことです。

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[成銀]・[成桂]・[成香]・[と金]は動きに違いがないそうですが、区別されることもあるのですか?

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区別する必要がない場合は、その4つをまとめて『成り駒』と総称されることもあります。しかし、戦況に応じて区別される場合もあります。

成り駒とは。

将棋で「成り駒」とは、駒が「竜」「馬」「銀成り」「桂成り」「香成り」「金成り」に変化したものです。

「成駒」は、送り仮名を省略して書かれることもありますが、特に「銀成り」「桂成り」「香成り」「金成り」は動きが同じなので、区別する必要がないときはまとめて「成り駒」と表現されます。

「成り駒」が盤上にある場合は、それなりに戦いが進んでいることを意味します。

成り駒の駒と動き

成り駒の駒と動き

成り駒の駒と戦法

駒が成ると、駒の種類や動かすことができるマス目が増えます。各成り駒の種類は以下の通りです。

* -飛車成角- 飛車が角行に成り、8方向に斜め後ろに進むことができるようになります。
* -角行成飛車- 角行が飛車に成り、横・縦・斜め前に好きなだけ進むことができるようになります。
* -歩成飛車- 歩が飛車に成り、角行と同じく横・縦・斜め前に好きなだけ進むことができます。
* -歩成角- 歩が角行に成り、角行と同じく8方向に斜め後ろに進むことができます。

成り駒は、詰みの一手を作る際や、戦局の優勢を確保するために重要な駒となることがよくあります。たとえば、歩を成り駒にして駒を取る、相手の駒を封じるなどの戦術があります。

成り駒が盤上にある場合

成り駒が盤上にある場合

成り駒が盤上に存在する場合、元の駒の動かし方と成った駒の動かし方を併用できるようになります。たとえば、歩を成銀にした場合、歩のように前方に1マス進むか、銀のように斜め前に1マス進むかのどちらかを選ぶことができます。

成駒が複数のマスを同時に支配する場合、元の駒が支配していたマスと成った駒が支配するマスの両方を支配します。ただし、すでに同じ側の別の駒がそのマスを支配している場合は、支配権が衝突し、その駒が成駒より低位の場合、支配権が成駒に移ります。

成駒が他の駒に取られた場合、相手の駒は元の駒の種類とその駒が成った種類を両方合わせて取ることができます。たとえば、成銀を取った場合、相手は銀と金を両方とも獲得できます。

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