将棋用語「中住まい」とは?囲いの特徴を解説
将棋と囲碁が大好き
先生、将棋の『中住まい、中住居』ってどういう意味ですか?
将棋と囲碁が大好き
それは、自陣の真ん中に玉が位置する囲い方を指すよ。
将棋と囲碁が大好き
真ん中に玉がいるってことですか?
将棋と囲碁が大好き
そう。だから『中住まい』というんだね。敵の攻撃から玉をしっかり守ることができる囲い方だよ。
中住まい、中住居とは。
将棋用語の「中住まい」「中住居」は、囲いの一種です。この囲いは、自陣の中央に玉将が位置していることから名付けられました。
中住まいの特徴
中住まいの特徴とは、囲いの幅が中心部に広く、中央付近に駒を配置するタイプの囲いです。駒の動きを制限せず、攻撃と防御のバランスが優れています。中央付近に駒を配置することで、相手の駒の侵入を防ぎ、自らの駒の展開を容易にします。また、囲いの隅や辺に駒が配置されにくいため、相手の駒による攻撃を受けにくく、安定した囲いとなります。ただし、囲いの幅が広いことから、敵の駒が囲いの内側に侵入したときには、守りが薄くなるという弱点もあります。
中住まいの利点
中住まいの利点は大きく分けて2つあります。
まず、飛車や角などの長距離の駒を囲いの内側から動かしやすいことです。これにより、敵陣に駒を侵入させたり、自陣の防御を固めたりすることが容易になります。
また、囲いの内側に駒を配置できるため、囲いの強度が高くなるというメリットもあります。駒が囲いの外に配置されると、敵駒の攻撃を受けやすくなりますが、内側に配置しておけば、そのような心配が少なくなります。
中住まいの弱点
中住まいの弱点中住まいは囲いが薄いため、相手の攻めを受けやすいという欠点があります。特に、隅や辺から攻められると、対応が難しい場合があります。また、中住まいの駒は敵の駒に囲まれやすいため、戦力が低下してしまうこともあります。そのため、相手が攻勢に出やすい局面では、中住まいは避けることが推奨されます。