将棋盤の基礎知識
将棋と囲碁が大好き
先生、『将棋盤』について教えてください。
将棋と囲碁が大好き
将棋盤とは、将棋を行うための盤のことだよ。縦9路、横9路の合計81個の升目があるんだ。
将棋と囲碁が大好き
81個もあるんですか?すごい数ですね。
将棋と囲碁が大好き
そうなんだ。でも、その広さや升目の数が将棋の戦略性を高めているんだよ。
将棋盤とは。
「将棋の用語」
将棋盤:将棋を指すための盤面。
将棋盤の大きさと区割り
-将棋盤の大きさと区割り-
将棋盤は、縦横それぞれ9マスで構成されています。これは、9×9=81マスの盤面になります。各マスは、縦に「筋」、横に「段」で区切られています。筋は1から9まで、段は1から9まであります。将棋の駒は、このマスの上で動かされます。
また、将棋盤には4つの大きな区画があります。中央の縦3×横3の9マスからなる「本陣」、本陣を囲む縦3×横3の9マスからなる「居駒台」、本陣からさらに外側の縦3×横3の9マスからなる「二段目」、最も外側の縦3×横3の9マスからなる「三段目」です。これらの区画は、駒の動きや戦術に影響を与えます。
将棋盤の素材と種類
-将棋盤の素材と種類-
将棋盤の素材には、主に「木材」と「プラスチック」が用いられています。木材は天然の木材を使用したもので、檜や榧などが使用されています。木目の美しさや手触りの良さが特徴で、高級感のある盤となっています。一方、プラスチック製の盤は軽量で安価なため、初心者や普段使いに適しています。
将棋盤の種類は、素材だけでなく、サイズやデザインによって異なります。一般的なサイズは「大盤」と呼ばれる54cm四方の大型のものから、「携帯盤」と呼ばれる26cm四方の小型のものまで様々です。また、升目のあるシンプルなものから、駒をしまう引き出し付きのものや、漆塗りの装飾を施したものまで、デザインも豊富です。自分の好みや用途に合わせて選ぶことができます。
将棋盤の選び方
将棋盤の選び方
将棋盤を選ぶ際には、いくつかのポイントを考慮することが重要です。まず、素材に注目しましょう。ヒノキやケヤキなどの堅い木材を使用したものの方が耐久性が高く、経年変化で風合いが増します。また、大きさも考慮が必要です。初心者には30cm四方の小盤が扱いやすく、上級者には35cm四方の大盤が推奨されます。駒置きが付属しているものだと、将棋を指す際に駒を置く場所を確保でき、便利です。最後に、デザインも好みのものを選びましょう。伝統的な木目調から現代的なモダンデザインまで、さまざまな種類があります。自分の好みに合った将棋盤を選ぶことで、将棋をより一層楽しむことができます。