棋界を飛び回る駒たち:飛車、角、香車、桂馬
将棋と囲碁が大好き
先生、『飛び駒、飛び道具』について教えてください。
将棋と囲碁が大好き
『飛び駒、飛び道具』とは、飛車や角、香車といった遠くまで利きが利く駒と、駒を飛んで利きが利く桂馬の俗称だよ。
将棋と囲碁が大好き
なるほど、つまり遠くから攻撃できる駒ということですね。
将棋と囲碁が大好き
そうだね。将棋では、飛び駒、飛び道具を効果的に使うことで、相手を牽制したり、攻撃したりすることができるんだ。
飛び駒、飛び道具とは。
「将棋で飛び駒や飛び道具と呼ばれるのは、飛車、角行、香車のように遠くまで攻撃できる駒と、桂馬のように駒を超えて攻撃できる駒の俗称です。」
香車の一方通行:前にしか利かない駒
香車の一方通行前にしか利かない駒
香車は、将棋の駒の中で唯一、前にしか利かない駒です。そのため、攻撃的な駒として知られています。駒を進めると利きが減っていくため、相手の駒と交換したり、相手の陣地へ深く入り込むことが目的です。
香車は、初期配置では2枚あり、敵陣への進路を塞ぐように配置されています。序盤では、相手の駒の動きを妨げたり、相手の駒を取ったりするために活用されます。中盤以降になると、香車は敵陣を突破して、相手の玉を狙う重要な駒となります。
桂馬の跳ね馬:飛び越えて利く駒
桂馬の跳ね馬飛び越えて利く駒
棋界を賑わす駒の中で、桂馬はその独特の動きで知られています。他の駒と異なり、桂馬は自分のいるマスから「己(こ)」の字に2マス斜めに飛び越えて移動します。この飛び越す性質により、桂馬は他の駒に阻まれることなく、味方の守備を突破したり、敵陣に攻め入ったりすることができます。また、桂馬は利きの範囲が狭いため、敵の駒に狙われにくいという利点もあります。