対抗形党とは?~アマチュア将棋で用いられる独特の対局 スタイル

対抗形党とは?~アマチュア将棋で用いられる独特の対局 スタイル

将棋と囲碁が大好き

『対抗形党』ってどういう意味ですか?

将棋と囲碁が大好き

相手が居飛車か振り飛車を取ると最初に明示した場合、自分は反対側の駒を取るようにするスタイルのことよ。

将棋と囲碁が大好き

プロの対局では使わないんですか?

将棋と囲碁が大好き

そうだね。でも、アマチュアどうしの会話ではよく使われるんだ。

対抗形党とは。

将棋の「対抗形党」とは、相手が居飛車を選択することを宣言した場合、自分は振り飛車を選択し、相手が振り飛車を選択することを宣言した場合、自分は居飛車を選択するスタイルの棋士を指します。このスタイルはアマチュアの間では一定数見られますが、プロ棋戦ではほとんど見られません。ただし、アマチュア同士の対局ではよく使われる用語です。対抗形党には、居飛車党の一種として見られる場合と、振り飛車党の一種として見られる場合の2つのタイプがあります。

対抗形党の特徴

対抗形党の特徴

-対抗形党の特徴-

対抗形党は、アマチュア将棋において用いられる独特の対局スタイルです。その特徴として、駒を交互に動かすのではなく、交互に時間制(30秒など)を設けて指すという点が挙げられます。また、対局中に感想戦を行うことが認められており、将棋の研究や理解を深めることが可能です。さらに、対局の勝敗は関係なく、検討を重視し、初心者にも優しい対局スタイルとされています。

対抗形党の種類

対抗形党の種類

アマチュア将棋において独自の対局スタイルとして用いられる「対抗形党」には、いくつかの種類があります。

向飛車党後手の振り飛車に対して、先手が飛車を向かい合わせにする戦法。序盤から激しく攻め合うことが多い。
相振り飛車党先後ともに振り飛車にする戦法。広い範囲を掌握し、多彩な攻め筋を狙う。
居飛車対抗形党先手が居飛車のまま、後手の振り飛車に対抗する戦法。堅実な構えから、じわじわと攻め込んでいく。
角換わり対抗形党先手が角換わりに組み、後手の振り飛車に対抗する戦法。強力な角打ちを活用して、攻勢を仕掛ける。

対抗形党の戦法

対抗形党の戦法

対抗形党は、アマチュア将棋で多用される独特な対局スタイルです。基本的な戦略は、相手陣地に駒を進入させて優位を築くことにあります。このためには、自陣を固めながら、積極的に相手の陣地に歩を打ち込み、相手の駒を挑発したり、相手の駒と交換したりします。また、機を見て相手の玉を狙い、詰ますことも目指します。

対抗形党では、相手陣地の弱点を見極め、そこを執拗に攻めることが重要です。そのため、駒の配置や歩の突き方に工夫を凝らし、相手の陣形に隙を見つけ出します。また、駒の交換を積極的に行い、自陣の駒を強化したり、相手の駒を弱めたりすることも作戦の一つです。

対抗形党の強みと弱点

対抗形党の強みと弱点

-対抗形党の強みと弱点-

対抗形党は、アマチュア将棋で用いられる独自の対局スタイルです。その最大の強みは、相手の将棋の狙いをうまく封じることです。対抗形党の駒組みは固く、相手の動きを制限し、理想的な陣形を崩すことができます。また、攻め駒を効率よく配置することができ、不意をついた攻撃を仕掛けることができます。

対抗形党の弱点としては、駒の動きが制限されることが挙げられます。相手の駒の動きを封じつつ、自らの駒の動きも制限されます。そのため、柔軟性に欠け、相手の攻撃に対して素早く対応するのが難しい場合があります。また、自陣の攻めが遅れることも弱点です。駒組みを整えることに時間がかかるため、相手より早く攻勢に出ることができません。

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