将棋用語『陣形・戦法の隠語』

将棋用語『陣形・戦法の隠語』

将棋と囲碁が大好き

将棋の用語で『米長玉』の略称は何ですか?

将棋と囲碁が大好き

それは『米長』ですね。

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『いびしゃあなぐま』の略称はなんですか?

将棋と囲碁が大好き

それは『居飛穴』です。

陣形、戦法の俗な略称とは。

-将棋の愛称-

* 陣形
* 米長(米長玉)
* 穴熊(居飛穴熊、振り飛車穴熊、相穴熊)
* 石田(石田流)
* 戦法
* ゴキ(ゴキゲン中飛車)
* 中原(中原囲い)
* ヘナ急(へなちょこ急戦)
* ギンカン(銀冠)
* 振りミレ(振り飛車ミレニアム)
* メリケン(メリケン向飛車)
* ヒラメ(ヒラメ戦法)
* エルモ(エルモ囲い)

居飛穴(いびしゃあなぐま)

居飛穴(いびしゃあなぐま)

居飛穴(いびしゃあなぐま)

居飛穴は、居飛車(いびしゃ)が序盤から雁木(がんぎ)に組んだ陣形です。雁木とは、二段目の桂馬と香車によって角道と飛車道を塞ぎ、囲いとする形です。居飛穴では、この雁木に陣取り、居飛車穴熊と名付けられました。

居飛穴は、陣頭指揮を司どる金銀を堅く組み、相手玉の攻め筋を遮断します。また、桂馬(けいま)が飛車道を利かせていて、接近してくる相手の駒を牽制することができます。居飛穴は堅固な受けで知られ、なかなか崩すことができません。

しかし、居飛穴には弱点もあります。それは、歩(ふ)を多く消費するため、攻めに転じた際に駒不足になりやすいことと、玉が雁木に囲われているため、相手からの急襲を受けやすいことです。一方、居飛穴は序盤から安定した陣形を築くことができ、攻め駒の損失も少ないので、初心者のうちは使い勝手の良い陣形といえます。

相穴(相穴熊)

相穴(相穴熊)

将棋の世界には、「相穴」と呼ばれる独特の陣形が存在します。これは「相穴熊」とも呼ばれ、駒を自陣の端に固めて守りを固める戦法です。穴熊とは、動物の巣穴のように閉鎖的で安全な場所を表しており、この戦法は自陣を穴熊のように守ることを意味しています。相穴とは、互いに対向する両陣が同時にこの陣形を採用することを指します。

相穴戦法は、相手の攻撃を堅固な守備でしのぎ、じわじわと駒を獲得していくことを目的としています。その特徴は、自陣の玉将を穴熊の中央に配置し、飛車や角行などの駒を周辺に配置することです。この陣形により、相手の駒の侵入を防ぎ、自陣の駒の連携を高めます。互いに相穴戦法を採用すると、戦場は膠着状態に陥りやすく、長期戦になる傾向があります。

石田(石田流)

石田(石田流)

石田(石田流)」は、16世紀後半に活躍した名棋士・石田三成にちなんだ陣形・戦法の隠語です。石田流の特徴は、堅固な陣形を築き、相手の攻撃をじっと受け止めた後に、隙を突いて一気に攻め込むという守備的な戦法です。この戦法は、石田三成が戦場で用いた戦術「石田崩し」が由来とされています。石田崩しは、敵の強襲を受け止めた後に、味方の援軍が到着したタイミングで一気に敵を包囲して殲滅するというもので、石田流の堅忍不抜な精神と、隙を突いた攻撃力を象徴しています。

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