囲碁用語「鶴の巣ごもり」の解説

囲碁用語「鶴の巣ごもり」の解説

将棋と囲碁が大好き

囲碁の用語「鶴の巣ごもり(鳥の巣の形に似ているところから鶴の巣ごもり、鶴の巣などと呼ばれる。)」の意味を教えてください。

将棋と囲碁が大好き

囲碁の基本的な用語のひとつで、盤面上の4つの点が隣り合って正方形の形に並んだ状態のことを指します。

将棋と囲碁が大好き

正方形の形に並んでいるだけで「鶴の巣ごもり」と言えるんですか?それだと、見た目も模様も似ている「四隅」とどこが違うんですか?

将棋と囲碁が大好き

「四隅」は、盤面の四隅にある正方形のことで、「鶴の巣ごもり」とは、盤面の中央にある正方形のことです。どちらも正方形の形をしていますが、位置が異なります。

鶴の巣ごもりとは。

「碁の隠語『鶴の巣』は、その形が鳥の巣に似ていることから、そう呼ばれています。」

鶴の巣ごもりの基本形

鶴の巣ごもりの基本形

鶴の巣ごもりの基本形

鶴の巣ごもりの基本形は、3線の辺に5路幅で打ち、そこから白4子、黒3子、白2子の順に打ち合う形です。黒は鶴の首筋にコウを防ぎ、白は4子で黒のハネをつぶします。鶴の巣ごもりは、どちらかが中央に大きな地を取って勝つ形です。そのため、序盤から積極的な攻め合いが繰り広げられます。中央を制することができれば、鶴の巣ごもりは非常に強力な戦法となります。

鶴の巣ごもりの強みと弱み

鶴の巣ごもりの強みと弱み

鶴の巣ごもりの強みとは、囲まれた空間に複数の石を連結させられることです。これにより、石が安定し、相手の攻撃を防ぎやすくなります。また、相手が空間に侵入するルートを遮断できるため、相手の展開を妨害することもできます。

一方、鶴の巣ごもりの弱みも考慮해야します。まず、囲みのスペースが限られるため、石が密集しすぎてしまい、効率が悪くなる可能性があることです。さらに、辺や隅に空きスペースができると、相手の侵入を許すリスクがあります。そのため、鶴の巣ごもりを使う場合は、バランスのよい配置と相手との駆け引きが重要になります。

鶴の巣ごもりを攻める方法

鶴の巣ごもりを攻める方法

鶴の巣ごもりを攻める方法

鶴の巣ごもりを攻める方法はいくつかあります。一つは、石を打って鶴の巣ごもりを囲んで封鎖する方法です。こうすることで、鶴の巣ごもりにいる石を動かすことができなくなり、鶴の巣ごもりが形勢不利になります。

もう一つは、鶴の巣ごもりの周辺に石を打って、鶴の巣ごもりが広がらないようにする方法です。こうすることで、鶴の巣ごもりが大きくなって危険になるのを防ぐことができます。

また、鶴の巣ごもりの周辺に石を打って、鶴の巣ごもりと他の石との連絡を断つ方法もあります。こうすることで、鶴の巣ごもりは孤立してしまい、他の石との協力が難しくなります。

鶴の巣ごもりを攻める方法は、相手の石の配置や自分の石の配置によって異なります。そのため、鶴の巣ごもりを攻める前に、盤面をよく観察することが大切です。

実戦での鶴の巣ごもり活用例

実戦での鶴の巣ごもり活用例

実戦での鶴の巣ごもり活用例

鶴の巣ごもりは、実戦において様々な局面で応用することができます。例えば、相手の石を包囲して取ろうとする際に、鶴の巣ごもりを適用することで、包囲網をより強固にすることができます。また、自分の石を固めて守る際にも鶴の巣ごもりを適用することで、相手の攻撃を防ぐことができます。さらに、相手の石を奪う際にも鶴の巣ごもりを適用することで、奪った石をより安全に確保することができます。

鶴の巣ごもりは、囲碁において非常に重要な戦術です。これを使いこなすことで、囲碁のレベルを向上させることができます。

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